ラウムの概要
トヨタラウムEXZは1997年にデビューしたハッチバックです。リアのスライドドアを搭載した車は当時、まだそんなに出回っていなかったので、結構乗っていて注目された記憶があります。
FF駆動で排気量は1.5L、4速コラムシフトを搭載しています。
このコラムシフトですが、慣れていないとどうやって使うのか分からない人もいるでしょうね。
私も最初、説明書を読みながら動かしましたからね(笑)
初代のラウムが登場してから、もう11年も経ったんですね〜。
今は中古車で安く売られていますが、私が始めて運転した車なので、思い入れがたくさんあります。
そんな元ユーザーだったからこそ分かる、ラウムEXZ情報を沢山紹介していきますね☆
あ、今は現行型のNCZに乗っているので(ラウムを2台乗り継いでいます)比較しながら紹介していきます。
ラウムEXZのエンジン性能
ラウムEXZは1.5Lの排気量なので、速さを期待する人には正直向いていませんね。
でも街乗りに関しては、特に遅くてイライラ・・・って不満はありませんでした。
でも高速道路で、70キロ〜90キロぐらいからの加速が遅いので
追い越し車線はほぼ走りませんでした。
登り坂になると加速どころか、スピードが落ちていってしまいます(笑)
なのでアクセルを踏み込むと・・・キックダウン!!って事がよくありました。
現行型のラウムと比べ、エンジン音が室内に入ってきます。
気密性がEXZの時はそこまで無かった印象です。
でも6年間乗りましたが、故障は一回もありませんでしたよ。
ここはさすがのトヨタ車ってとこですかね。
街乗りユーザーには、小回りも効くし大きさも決して小さ過ぎる事もなく適度なのでお勧めできますよ♪
ラウムEXZの室内環境
室内はとにかく小型車とは思えないぐらいに広かったですよ。
私は身長177cmで、運転するときはシートを目一杯下げるんですけど、
それでもその後部座席にもう一人の私が余裕で座れましたからね♪
確か当時の売り文句が「セルシオ並みの広さ」って言ってた記憶があります。
なので後ろに人を乗せる事が多くっても、シートをわざわざ前に移動させる必要はありませんでした。
この後部座席の広さは、色んな人を乗せましたが評判よかったですよ。
あ、でも一つだけ難点が・・・
それは「車内からスライドドアが開け辛い」という点です。
現行型ではしっかり改善されていますが、当時すんなり開けられた人はいませんでした(笑)
ドアノブの形状が独特で、どうやって開けるのかみんな分からなかったみたいです。
それ以外は、メーターもオプティトロンで見やすかったですし、非常に快適な車でした。
ラウムEXZの総合評価
元ラウムEXZ乗りの私の意見としては、街乗りメインのユーザーにはお勧めできる一台です。
燃費は今の小型車と比べると、イマイチですけど(実際街乗りメインでリッター10キロ以下でした)
それ以上に広い室内と、癖のないエンジンで非常に乗りやすくって便利な車でしたよ。
グレードはGパッケージに乗っていましたが、他のグレードと何が違ったのかはよく覚えていません(笑)
オプションでフォグランプを付けたんですけど、あれは山道とか暗い道を走るときに非常に重宝しました。
デビュー直後のEXZですと、もう10年前の車なので。中古車市場でもお買い得な値段だと思います。